「よく噛んで食べましょう」

多くの方が小さい頃から、そう言われて育ってきたと思います。

よく噛むことは「食べ物を消化しやすい形状にする」

「脳の働きを良くする」、などの理由で子供に教えますよね。

大人になるにつれ、どうでしょうか?

「仕事の関係上早く食べないといけないから…」
と、早食いが習慣化している人もいます。

また、以前より、柔らかい食材や料理が多くなり、噛む回数は減少傾向にありますね。

今回のお話は、「噛むことによるダイエット効果」です。

「噛む」はダイエットに効果的

ダイエット成功2

噛むことは、ダイエット・ボディメイクを考えられている方に限らず、健康であるために重要なことです。

食生活でサプリメントに頼りきってしまい、そもそも噛むことが少なくなっている…
など、私達の生活で噛む回数は減少傾向にあります。

「噛む」メリット

食べすぎを防ぐ

消化を良くする

味覚が敏感になる

歯の病気の予防

食べすぎを防ぐ

人は食事を始めてから15~20分で満腹中枢が刺激されます。

そのため、噛む回数が多いほど、食事時間がかかります。
満腹中枢により「もうお腹いっぱいになってきたよ~」と脳が感じ食べすぎを防止します。

消化を良くする

噛むと、

  • 唾液が多く分泌される
  • 食べ物を小さくする
  • 食べ物と唾液が良く混ざる

以上のような3つの効果が得られます。
すると、胃腸の中に入った際に、消化酵素が食べ物を分解しやすくなり、消化を促進します。
胃腸が使いやすい状態になることは、腸内環境が整い、体調も良くなります。

味覚が敏感になる

噛むと、脳が刺激されます。
すると、脳が「味覚」に対して敏感になるので、噛むことによる味覚の変化にも気づきます。

例えば、炭水化物は噛む回数を増やすと、徐々に甘く感じてきます。
すると、他の味の濃ゆいおかずを多く食べ過ぎ防止にもなるのです。

歯の病気の予防

肥満の方は糖尿病を発病しているケースが多いです。
実は、肥満で糖尿病の方は、「歯周病にかかりやすい」という研究報告があるのです

その理由は噛む回数と唾液が関係します。
噛むと唾液が分泌されます。
唾液には、食べ物のカスや細菌を洗い流す作用、口腔内の抗菌作用があるので、虫歯や歯肉炎の予防になるのです。

ダイエットの味方「噛み応えのある食べ物」

オクラ レンコン こんにゃく
水菜 人参 サキイカ
ゴボウ ブロッコリー 砂ズリ

噛み応えのある食材も多くありますね。
調理によって、噛み応えも変わるので、簡単にできるレシピをご紹介します。

調理して噛み応えのある食べ物

ごぼうサラダ

ごぼうサラダ

材料

  • ごぼう:1本
  • 人参:1/3本
  • 醤油:小さじ1
  • マヨネーズ:大さじ1
  • すりごま:適量

作り方

  1. ごぼうと人参を千切りにしてゆでる
  2. 歯ごたえがある程度にゆで、水を切り、粗熱をとる
  3. 醤油、マヨネーズ、すりごまを混ぜ、ごぼう、人参と混ぜ合わせる。

生食でも食べたい食材

スティックサラダ

ごぼうサラダ

材料

  • 大根
  • 人参
  • きゅうり
  • お好みのソースで(マヨネーズ+ポン酢がおすすめ)

野菜をステック上に切る。だけ!( ´艸`)

まとめ

「噛む」ことは、ダイエットの強い味方です!

  • 食べ過ぎの防止になる
  • 消化を良くする

噛むだけで自然と食べる量も体の適量になってくるので、ストレスも少ないです。

ぜひ実践してみてください。